02 気比の松原にて外来種の駆除作業 

 9月30日(木曜日)、学校近くの日本三大松原の一つ「気比の松原」(松原国有林)で、本校1・2年生徒および一部の3年生の約500名が生態系被害防止外来種のメリケンカルカヤの除去を行いました。
 メリケンカルカヤは、外国から持ち込まれたイネ科の多年草で、「気比の松原」の内部でその分布範囲を拡大し、マツの生育環境を悪化させています。この活動は、本高生物部(現在は探究部)が10年前にメリケンカルカヤの分布状況調査を行ったことを発端とし、近畿中国森林管理局「気比の松原100年構想推進連絡協議会」の協力のもと今年で6回目の実施となりました。生徒たちは、約1mに成長したメリケンカルカヤの強力な根張りと苦闘しながらメリケンカルカヤを引き抜いて、ごみ袋へ詰めていました。
 また今年は、メリケンカルカヤだけでなく、セイタカアワダチソウを抜き取る作業にも精を出しました。セイタカアワダチソウは、環境省が要注意外来生物リストに載せている植物で、種子と地下茎の両方で増え、在来の植物とは比べ物にならない旺盛な繁殖力を持っているとのことでした。メリケンカルカヤ、セイタカアワダチソウの2種類の駆除を行いました。
 生徒たちは、一生懸命に駆除作業に取り組んでおり、その素直さにびっくりしました。仲間とともに同じ時間を過ごしながら駆除して汗を流していることが嬉しいと話してくれました。

01 「校長プロムナード」の開始にあたって

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