04 当事者意識の大切さ

「当事者意識(我がごと)」とは、私が赴任して生徒にも教員にもずっと話しているキーワードの一つです。意味は…というと、自分に直接関係があるという意識、主体性、自分に直接関係があるという意識、責任意識等でしょうか。反対語は、他人事(ひとごと)でしょうか。
 さて、あるクラスで、就職試験を受ける生徒に写真のようなお守りを渡して、激励会を開いていました。また、就職試験を受けない生徒が面接官になり、面接練習をし、アドバイスしている姿も。生徒同士で、いろいろと考えて行動している姿があります。それこそ、当事者意識であり、主体性です。
 担任によると、自分たちで考えて行っていることだと教えてくれました。就職試験が終わればそれで終わりではなく、進学する生徒についても同様で、クラス全員の進路が決まるまで、我がごととして考えて行動しているようです。
 こういった力は、数字では測れませんが、非認知能力と言われ、非認知能力が高ければ、認知能力も高いことが証明されています。逆に認知能力が高くても、非認知能力が高いとは言えないようです。
 こういった当事者意識を持った敦高生の素晴らしさを実感しています。

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