14 商業・情経科の課題研究

 10/25(月)商業科・情報経理科の3年生は、東浦のみかん狩りボランティアに出かけました。課題研究の授業の一環で、東浦みかんの発展、知名度向上を図るために、実際に現場で状況を把握したいということで実現したようです。当日の天候が怪しかったのですが、ボランティアの時間に雨は降ることがなかったようです。

農家の方々からは、

 江戸時代には50㌶あった果樹園も、今では5㌶と、栽培面積が狭くなっていること

 敦賀の特産品にしたいと海岸線なら積雪も少ないだろうと東浦での栽培になったこと

 みかん栽培では、東浦みかんは、日本での北限であること

 以前はすっぱかったみかんも、今では品種改良し、みかんが甘くなったこと

 以前はロシアにも輸出し、人気があったこと

などを教えてもらいました。

 また、みかん狩りだけでなく、不要な枝の剪定も行ったようです。

 写真は、MさんとYさんがみかんを校長室に届けてくれた場面です。その後、上述した内容や感想等を話してくれました。

 今では敦賀でしか東浦みかんが食べられないため、何とか東浦みかんの良さを県内外に発信し、知名度を上げて東浦みかんを何とか残したいと思い、インタビューを含む動画制作を思い立ったと2人は話してくれました。

 翌日の26日には、過去に商品の取引があった沖縄県立宮古総合実業高等学校に収穫した東浦みかんを出荷したと聞きました。段ボールをデコレーションしてくれたのはMさんとYさんとのこと。修学旅行で沖縄に行けなかったことを嘆くのではなく、何かしら繋がることはできないかと先生と生徒たちが考えたようです。今後は、オンラインでのやりとりなども視野に入れているようです。

 地域が学び舎である商業科・情経科の生徒が研究する、地域活性化方策の今後が楽しみになってきました。

01 「校長プロムナード」の開始にあたって02 気比の松原にて外来種の駆除作業03 働くって何だろう
04 当事者意識の大切さ05 地元を思う気持ち06 定時制後期始業式
07 主体的な活動の成果08 探究って楽しい09 高校生ICTConference 2021に参加
10 先生、質問があるんですけど11 中間が終わった!次は、新人大会等に向けて12 定時制・通信制連合文化祭 
13 「まなびや」開店まであとわずか

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