26 ルールメイキングに取り組む中で質問が‥
本校は、ルールメイキングに取り組んでいます。ルールメイキングとは、学校の校則・ルールの対話的な見直しを通じて、みんなが主体的に関われる学校をつくっていく取り組みです。
22名が自主的に取り組んでいますが、その取組みの中で、現在4つのテーマで話を進めているようです。この日は、服装等に関して考えているグループの6人(2年生のTさんとSさん、1年生のSさん、Sさん、Sさん、Yさん)が事前にアポイントを取って校長室を訪ねてくれました。
話を聞くと、髪型や防寒着、制服などを検討しているそうです。現在の校則でなぜダメなのか分からないことがあるというのです。だったら、いろんな先生にその疑問をぶつけてみたらと言いました。また、社会的にどうなのかということも含めたらと。
大事なことは、納得することなのかなと。ダメだという根拠は?と聞いてみたらいいのです。逆になぜそれを容認するのかという理由も大事だよと伝えました。対話を通して、納得解を導き出すことが必要なのではないでしょうか。
自ら「なんでだろう」と問いを立てて考え、アクションすることで、学校は、社会は、変わっていくかもしれません。学校の当たり前は、自分たちで変えることができると思っています。
ただ、何でもいいわけではありません。みんなが幸せになるように考えてほしいなと思います。当事者意識を持って、Well-Beingの考え方で。
とっても楽しい時間でした。写真を撮ったのに、保存できていなかったのは…(涙)ごめんなさい。
また、2年生の二人からは、社会福祉関係の提案を企業にしているという話も聞きました。その話も自身の将来に繋がる取組で、自分のためではなく、社会の幸せのために行うことだというので、ぜひ頑張って!と話をしました。
主体的とは、見通しをもって、粘り強くという意味も含まれています。ただやればいいことではありません。しかし、しっかりとした目的のもとに主体的に行動してくれている生徒たちを見て、とても嬉しくなりました。