31 オリンピアンとのオンライン交流会
敦賀市は、東京オリンピックでポーランドのホストタウンとなっていましたが、コロナ禍でその受け入れもできませんでした。ホストタウンとして大会終了後に代表選手を招いて交流することも検討していましたが、新型コロナウイルスの影響で見合わせが続き、11月19日に、オリンピック後初めてオンラインで交流しました。
参加したのは陸上部の生徒3人、創生部の生徒4人。陸上・女子ハンマー投げの世界記録保持者で、東京オリンピックでオリンピック3大会連続となる金メダルを獲得したポーランド代表のアニタ・ヴォダルチク選手等とオンラインで交流しました。
陸上部の生徒が「どうすれば大事な場面で自分の力を発揮できますか」と尋ねると、ヴォダルチク選手は「私も観客の前で投げるこ とにストレスを感じていましたが今は声援が後押しになっています」と答えていました。さらにヴォダルチク選手は生徒たちがハンマーを投げる動画を事前に見たうえで、足の踏み込みや投げるタイミングなど具体的なアドバイスを送り、「ポーランドで一緒にトレーニングをしましょう」と呼びかけていました。
生徒は「金メダルをとった世界一の選手と話せてうれしかった。ヴォダルチク選手が投げる動画を参考にしてインターハイで優勝したいです」と話していました。
創生部の生徒も金メダリストと交流できてうれしかったと話していました。
敦賀は、昔から国際交流が盛んな港町。その立地を生かし、これを機に、今後も高校時代に国際交流、地域貢献を続けていってほしいと思います。