33 祈ぎ事(ねぎごと)
商業科の3年生は、販売実習のために学校内でネギなどを栽培してきました。しかし、コロナ禍で対面販売がしにくい状況にあったため、生徒から育てているネギを販売に使うのではなく、医療従事者の方々に少しでもお役に立ててもらえないかという提案があったようです。神仏に祈願することを「祈ぎ事(ねぎごと)」というので、コロナ禍で医療を支えてくれている方々への感謝と早くこの状況が改善され、平和になるようにという祈りをかけて、「祈ぎ事(ねぎごと)」としてこの企画を考えたようです。
この日は、男子2名が「お渡しするネギです」と言ってもってきてくれました。(写真)そこには手紙も入っており、生徒たちの心のこもった贈り物にとても感動しました。
11月29日に敦賀市立病院と福井県立病院に代表のYさんとUさんがネギを届けてくれました。(写真)院長先生もとても喜んでくれたようです。ありがとうございます。また、翌30日には早速県立病院の昼食および県立病院併設の福井東特別支援学校の給食の献立「茄子の味噌煮」にそのネギを使ってくれました。(写真)県立病院の職員の方および特別支援学校の先生方「おいしくいただきました。ありがとう。」とお礼のメールと写真が届きました。生徒の発想の豊かさにびっくりです。