44 敦賀まなびやの取組を発表
12月18日(土)福井市で福井県高等学校商業学科研究発表会が開催されました。県内6校の代表が集い、今年取り組んだ研究内容について発表するものです。
本校の発表テーマは、「敦賀の品を全国へ~『敦賀まなびや』の運営を通して~」プレゼンターは、まなびやを運営する社長Aさんと、課長のTさん、Nさんの3名でした。
他校の発表が終わり、いよいよ本校。どんなプレゼンをしてくれるかと思っていたら、いきなり演劇風にプレゼンが始まりました。社長は途中でグラサンをかけ、こぶしを突き上げるなど、他校の先生方も「敦賀は他とはちょっとプレゼンが違うんだよね」と楽しそうでした。そんな中でも、伝えたいことはしっかり伝わっており、聴衆を引きつける素晴らしいプレゼンでした。
敦賀まなびやの活動を通して、コロナ禍における新たな地域貢献を考えたようです。そして最も私の心を動かしたのは、「商品を全国に届けるのはもちろんですが、商品よりも思いやりを全国の方々に届けたいと思うようになった」という言葉でした。今後は2年生が引継ぎ、10年後の2031年には「敦賀まなびや」というワードがネットで上位になるようにしたいとも言っていました。
敦賀まなびやが11月11日オープンし、その後数々の課題が生まれています。生徒はその課題を一つ一つクリアしながら運営しています。開設後に出てきた課題をクリアし、よりよくしていく過程こそが真の学びです。テレビ番組に出演して宣伝したり、敦賀マルシェでお客さんに広告したり(写真)と課題をクリアしようと頑張っています。
現状分析し、仮説を立て、ターゲットを絞り、広告宣伝等を考え、実施して検証し、課題をクリアしていく。そして自他共栄のビジネスを目指す取り組みが今後も楽しみです。