48 始業式で
新たな年を迎え、始業式で「人は考えたとおりの人間になる。」という話をしました。この言葉は、ジェームズ・アレンという20世紀初頭に活躍したイギリスの作家のものです。
私自身も、課題等に直面して判断や選択に迷うことがよくあります。(本当は迷っていたらダメだと思うのですが…)私は、教員になって間もないころ、先輩の先生から「判断や選択に迷ったときには、安易で楽な道を選ばず、敢えて困難な方を選べ。」と教わりました。迷ったら厳しい方を選ぶ。何度も失敗を繰り返し、私なりにつかんだものといえるのかもしれません。困難な道というと大げさですが、面倒な道と言った方が事実に近いように思っています。
そのような時に、勇気をもらっている言葉が、「人は考えたとおりの人間になる」というジェームズ・アレンの言葉です。
人は考えたとおりの人間になる
もしあなたが負けると考えるなら、あなたは負ける
もしあなたがもう駄目だと考えるなら、あなたは駄目になる
もしあなたが勝ちたいと思う心の片隅で無理だと考えるなら、あなたは絶対に勝てない
もしあなたが失敗すると考えるなら、あなたは失敗する
世の中を見てみろ
最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか
すべては人の心が決めるのだ
向上したい
自信を持ちたい
もしあなたがそう願うなら、あなたはそのとおりの人になる
さあ出発だ
強い人が勝つとは限らない
素晴らしい人が勝つとは限らない
私はできる
そう考える人が結局は勝つのだ
というものです。
すべては人の心が決める。自分は何をどうしたいのか。成し遂げたいことを心の中で考え、強い気持ちをもって行動していけば、必ず成し遂げることができます。皆さんの強い念い(おもい)が未来を切り拓くのです。そして、正解がない社会といいますが、正解は常に困難な判断や選択の中にあると思っています。安易な選択をせず、目の前にある一つ一つに全力を尽くしてください。皆さんのワクワクを期待しています。