49 助産師さんのお話をお聞きしました
定時制では地元の方に職業について語っていただくキャリア教育の「60人60色」を年間通して実施しています。この日は、助産師の方に来ていただき、お話をうかがいました。
- 自分が生まれてきた奇跡を知ってほしい。
- いずれ親になるからこそ、子どもが授かることとはどういうことか知ってほしい
- 皆さん一人ひとりが、命の重みを感じてほしい
- 赤ちゃんが生まれる時には、助産師さんがいるので、その仕事について知ってほしい
という目的のもとでの開催でした。
来ていただいたのは、たきざわ助産院産前産後の家の助産師佐野裕子さんです。生徒達からいくつか質問があり、それに答えながら、お話は進んでいきました。中でも「気持ちが不安定になる妊婦さんにどう接したらいいか」という質問に対して、佐野さんは、「皆さんがそういうとても優しい気持ちを持ってくれていることが嬉しい」と前置きしたうえで、そう思ってくれるだけで妊婦さんは安心できるものですと答えてくれていました。
へその緒や胎盤なども見せてもらい、普段の授業ではわからないことを学んだ生徒たちはいつもより真剣に話を聞けたと話していたのが印象的でした。
生徒達も、「出産の大変さがわかった」「母のありがたみがわかった」「母親と赤ちゃんが助け合いながら生まれてくることが分かった」「命を大切にしようと思った」等の感想を書いていました。とても貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
私の子どもも佐野さんをはじめ助産院の方々にお世話になって大きくなっていることを改めて実感できた貴重な時間でした。ありがとうございました。