69 今年度退職される先生の最後の授業②
前回に続き、3月末で退職される先生の最後の授業を紹介します。
二人目は、山口昌英先生(理科・生物)です。
最後の授業は、学校近くの名勝「気比の松原」を題材にしたものでした。先生は、生徒たちに「気比の松原」を「松原林」として保持するにはどうしたらいいかという問いを与え、それについて、生徒たちが発表する授業を展開し、この日は最後の時間でした。各グループでまとめた資料を生徒たちは発表しており、最後に先生がそれを基に授業を進めていきました。そして、最後に先生ご自身が10年間蓄積したデータ等も交えながら、生徒が発表した内容を踏まえご自身の考えを話していました。生徒達も参観した多くの先生方も、先生の授業に引き込まれていました。
最後に生徒から花束とともに、「先生は教科書をもとにした授業ももちろんですが、それだけでなく、今回の授業のように様々な角度から考える問いがあるため、新たな発見があります。また、先生も教科書に書いてあること以外にも、ご自身の考えを聞かせてくれるので、とても楽しく、大好きな授業でした。」という言葉を贈っていました。
山口先生、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。