78 新たな活動に挑戦
先日、3年生のSさんとTさんが校長室を訪ねてくれました。
彼女たちは昨年度から、福祉施設とコラボして、高齢者福祉だけではなく地域福祉にも注力し、高齢者に限定せずに、子どもから高齢者まで、一人ひとりの幸せを追求していくために何かできないかと考えていることを聞いていました。
この日は、福祉施設とコラボしたイベントが開催できる予定だと話してくれました。福祉施設に企画を提案し、本校生も巻き込んだイベントをする予定のようでした。コロナ禍での開催のため、様々な準備が大変だと想像できますが、自ら現状へ問題提起し、企画・提案し行動しようとしている姿に感心するとともに、嬉しくなりました。
そこで、まずは学校内でその活動を知ってもらいたい、福祉に対する⁻イメージを払拭したいという考えも話してくれました。
学校を飛び出し、地域貢献しようとする姿勢は、とても誇らしく感じられますし、失敗を恐れず、粘り強く考えて挑戦してください。 現状に疑問を持ちながら、自分たちには何ができるのか、行動してみて振り返り、また新たな課題や疑問が生まれ、それに対する新たな行動をしていく、その繰り返しなのかなと思います。それには強い「念い」が必要です。念いがあっても、まず一歩踏み出すかどうか、まず一歩踏み出せる敦賀高校生でいてください。