82　「マイプロジェクトアワード2021」サポーター特別賞受賞！

　毎年12月から3月にかけて、探究・プロジェクトに取り組んできた全国の高校生たちが集う、日本最大級の学びの祭典『全国高校生MY PROJECT AWARD』。 2021年度は、全国から過去最多となる6,225プロジェクト・16,822名の高校生が参加しました。

　その中で、初出場した本校生徒が、北陸大会を経て全国48チームの一つに選ばれ、３月25日から27日に全国大会に臨みました。そして見事、「サポーター特別賞」という上位12チームの一つに選ばれるという快挙を成し遂げました。

　参加したのは創生部の３年生Ｎさん、Ｓさん、Ｔさん、Ｙさん、Ｔさんの５人。新型コロナウイルス感染者への中傷をニュースで知り、差別のない社会をつくろうと思ったのが１年生の秋のこと。創生部を創部し、難民受け入れの歴史を多くの人に知ってもらうことで、敦賀を多様性に寛容な地域にしていきたいと１年生の秋から1年半にわたり活動してきました。その思いをプレゼンに込めたようです。具体的に昨年度は、「人道の港　敦賀ムゼウム」でガイドを始め、来館客はもちろんのこと、市内の小学生にもガイドを続けてきました。また、３月からは、ロシアの侵攻を受けたウクライナへの支援を目的とした街頭募金などの活動も学外でも展開していますし、４月には、前NY総領事・大使/次期駐カナダ特命全権大使山野内勘二氏による講演会があった際に、山野内氏に向けてガイドも行うなど、精力的に活動しています。

　全国大会で審査員からは、地元の歴史とコロナのことを身近に関連付けて考え、地域の中で行動を起こしているという評価をいただいたようです。

　まずは、参加しようと行動したことが嬉しく、それが北陸大会を経て、全国大会に進み、見事特別賞を受賞したことは、彼ら彼女ら、そして顧問のＫ先生の「念い」が伝わったからだと思います。本当におめでとう！

中日新聞に掲載されました→中日新聞記事