春季選手権大会優勝

4月に行われた春季選手権大会で14年ぶりに団体優勝を果たした弓道部の文理進学科の宇都宮慧さん(粟野中学校出身)、普通科の福田優さん(粟野中学校出身)、油布陽希さん(粟野中学校出身)の3人にお話を聞かせてもらいました。

●団体優勝おめでとうございます。大会を振り返っていかがですか。

宇都宮:自信になりました。そして、このままではいけない、とも思いました。選手権大会で、強くなるための課題を見つけることができました。

福田:最初は結果が信じられませんでした。優勝したことで、より一層、次も勝ちたいと思いました。まだまだ伸ばせるところがあると感じています。

油布:部長として自分たちの代で結果を出せていなかったので、3年生の初めての大会で結果を残すことができて嬉しかったですし、正直ほっとしました。今大会はスロースタートだったので、次は最初からとばしていきたいです。

●弓道部はどんな部活ですか。また雰囲気を教えてください。

宇都宮:和気あいあい、仲が良いです。

福田:動と静の部分がありメリハリがつけやすいです。

油布:アットホームで学年の隔たりがなく活動しています。

●入部のきっかけを教えてください

宇都宮:友人に誘われたからです。テレビの影響もあったかもしれません。僕が影響を受けた弓道アニメの映画が8月から始まります!ぜひ見てください(笑)。

福田:中学校3年生の時に新しいスポーツをしたいと思って探していました。敦賀高校のHPを見ていて目に留まったのが弓道部でした。かっこいいなと。楽しそうと思いました。合格したら、入部しようとしていました。弓道部に入るために受験したようなものです。

油布:個人競技に興味がありました。みなゼロからなので同じスタートラインに立てるところもよかったです。

●最初から的に当たりましたか。飛躍の理由はどこにありますか。

宇都宮:メンタルの影響もあり、的に的中しない時もありました。徐々に的中率が上がってきました。的前(的に向かって矢を放つ)に立つのが遅く、基礎期間が長かったのが良かったのだと思います。

福田:的中し始めるまでが時間がかかりました。スランプもありました。30本射続ける競射をしたのですが、ゼロという時もありました。ただ、弓道が好きで練習し続けていました。昨年11月の新人戦に出場したときに、一段階強くなったのを感じました。(個人戦で北信越大会出場)

新潟県上越市で行われた北信越新人大会にて(2021.11.19)

油布:大会前から調子をあげていくタイプなので、大会が近づくと的中していきます。新人戦の団体戦で決勝リーグ戦出場をかけた戦いで決めきれなかった時以来、緊張しなくなりました。(苦笑)

●練習で気を付けていることはありますか。

宇都宮:一本一本丁寧に引き、振り返りをしています。自分より優れた存在が部内に存在することがありがたいです。団体メンバーの二人を目指して練習しています。

福田:試合は4射を2回引くので、4本ずつの流れを意識しながら、練習しています。最初の一本で流れをつくり、2,3本目で流れにのって、4本目をしっかり決める、という感じです。

油布:外してもひきずらないようにしています。次の一本に集中します。自分の射に自信が出てきたので、普段は当たりはずれは気にしなくなってきました。その分、射形(フォーム)を意識しています。

●春季総体への意気込みを教えてください。

決勝リーグに進んでからが勝負だと思っています。団体戦が3人から5人になるので、メンバーが増えることを心強く感じています。団体戦に出場する人だけでなく、弓道部チーム全員で勝ちにいきます!

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