95 人権を考える!

5/31(火)、つるがCAPの方にお越しいただき、定時制の生徒へ「人権」とは何かについてのお話をいただきました。

人権とは、「安心、自信、自由が守られている状態」ということで、生徒に対して、「どんな時に安心?どんな時に自信を持つ?どんな時に自由になる?」という質問を投げかけながら、話を進めていただきました。

生徒からは「安心とは、怖いことが何もなく、心配がない状態。自分でやりたいことが決められるのが自由かな」等の応答がありました。人権とは、心と体を守るバリアのようなもので、人権侵害とは、そのバリアが破られるイメージで、カエルのぬいぐるみを学校に飾りたいという具体例をもとに人権が侵害される場面も考えました。

また、人権が守られ、居心地よく生活するには「同意」が必要であり、日ごろ「もやっ」とする気持ちも大切で、友人だけでなく、家族、親、年上の人、恋人など相手に同意を得ることはとても重要だというお話もありました。

最後に、生活する中で「いやだ」と言えない、相手が怒るから怖くて言えないと困っている人がいるかもしれませんが、そういう時には誰かに相談すること、信頼できる大人に相談することが大切だと仰っていました。

生徒達も、「人権について知ることができ、勉強になった」「嫌な思いをしているときもあれば、逆に嫌な思いをさせていることもあるんだと気づくことができた」等の感想がありました。

生徒だけでなく、教職員も考えさせられた時間でした。ありがとうございました。

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