114 ユダヤ人の生き方に触れて

 イスラエルのホロコースト記念館「ヤド・ヴァシェム」公式日本語ガイドの石堂ゆみさんにお越しいただき、「ユダヤ人とホロコースト」をテーマに本校創生部に対してご講演をいただきました。当日は創生部員だけでなく、興味関心を持つ生徒や地歴公民科の教員等が話を聞かせていただきました。

 私自身お話をお聞きする中で、大虐殺の中でも、「天命だから仕方がない」と考え、それを受け入れて生きていくユダヤ人の生き方に驚かされました。

 創生部は、敦賀を経由したユダヤ難民の歴史を展示している「敦賀ムゼウム」でガイドをしています。参加した生徒たちは、「とても心を動かされました。自分の心を強く動かす出来事というのは、心に深く刻まれ、忘れにくくなるとともに、ガイドをするときに説得力が増すと思うので、すごく充実した時間だったと思います。」「ホロコーストの歴史が私たちに「君はどう生きるのか」ということを問いかけて来ているような気がします。困難が訪れた時に、強く生きていける人になりたいと強く思いました。」「今日の講演会を通して、ユダヤ人の生き抜く力だったり、社会のために尽くす姿勢だったりなどを知ることができ、とても感動しました。また、そのような姿勢は私も見習いたいと思いました。」等の感想を抱いたようです。 石堂さんは、生徒たちがガイドをしていることを知り、ぜひお話したいということで、お忙しい中この講演会が実現しました。貴重なお話を本当にありがとうございました。

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