121 生活体験発表会で堂々と自分の意見を発表!

 定時制では、校内生活体験発表会を行い、各学年から選ばれた8人の生徒が代表で発表しました。生活体験発表会とは、定時制・通信制で学ぶ生徒が、学校生活を通して、感じ、学んだ貴重な体験を発表し、多くの人々に感動と励ましを与えることを目的として毎年行っています。校内で代表となった生徒は、10月に行われる県発表会に参加し、そこで県代表となると11月の全国大会に出場します。今回の校内発表会で話した代表の生徒たちは、自分自身の体験を発表していました。

 電車好きで乗り鉄、人に席を譲ると嬉しい、日本中を旅したいと話したYさん。現在学級委員をやっていて、人から頼まれることが多く、自分が世話好きだと気が付いた。昔よりも今の自分が好きだと話したKさん。アルバイト先で仕事を甘く考えていたため叱られ、反省するとともに店主の信頼を裏切ることなく、しっかり働くことを決めて頑張っていることを話したYさん。学校に来て登校できていることを嬉しく思うとともに、夢に向かって頑張っていること。私が入学式で話した「ABCDの法則」を心掛けていきたいと話してくれたTさん。自分自身が変わることができたのは生徒会の先輩に声かけられて参加したこと。文化祭で人のために何かをすることの楽しさを感じ、笑顔あふれる学校にしたいと思い、生徒会を続けている。現在3つの具体的目標がある。かけがえのない友人と出会い、今の自分があるので、笑顔で卒業したいと話したKさん。みんなが楽しめる場所を作りたいとボランティアセンターに行き、愛発ん家でボランティア活動に取り組んでいる。ボランティアをきっかけに自分のやりたいことが明確になり、本気で取り組めば夢は叶うと話したIさん。不登校だった自分だが、学校でしかできない行事やイベント、共通の悩みを持つ友人や仲間意識など、学校があったからこそ今があるんだと話してくれたAさん。アルバイトしながら高校生活を送り、コミュニケーション力を学ぶとともに、自動車学校代もアルバイトで稼いだお金で通った。新たな友人や先輩や後輩もでき、言い争いもしたが今では懐かしく思う。今は高校卒業を目指していると話したMさん。

 自分自身のことを堂々と話す彼ら彼女らと、それを真剣に聴いている生徒たち。素晴らしい空間でした。それぞれの目標に向かって頑張ってほしいなと強く思いました。

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