135 ルールメイキング研修会に参加

 校則をテーマに高校生が議論し、問題解決に向けて取り組むワークショップが8月12日に福井県国際交流会館で開かれ、県内5校から集まった32人で課題を探りました。本校からは1年生4人、2年生2人の計6人が参加しました。午前中から5つの班に分かれ、校則等に関して「急用で親に連絡する時でもスマートフォンは学校の外で使用しなければいけない」等の校則に悩まされた経験を打ち明けたり、「ジェンダーフリーでスカートとズボンの好きな方を選べるのがよい」などと意見を述べあったりしていました。

 参加した本校の生徒たちも、講師に質問をぶつけ、講師から素晴らしい質問ですね、と評価されていました。午後は、各グループに私たち管理職も加わり、「制服をなくすのはどう?」というテーマで話し合いました。「制服をなくすのがよい」という意見や「制服と私服を選択できる形がいい」という意見等、根拠をもとにした様々な意見を生徒たちは学校を越えて話していました。終わった後、本校生に話を聞きました。「話すうちに心が開かれて楽しかった。ルールについても自分が知らなかった相手の意見等に気づくことができた」「深める対話の大切さを感じた。人の意見を聞き入れる尊重の心を身につけたい」などの感想を聞かせてくれました。皆さんとても楽しかったようです。

 私も参加し、本校生はもちろん、他校を含めた高校生の意見を聞くことができ、有意義な時間でした。昨年度からルールについて議論を深めています。やはり様々な意見があることを踏まえ、自分事として捉えることが大事だなと改めて感じました。他人の意見をしっかりと聞き、それを踏まえながら自分の意見も話している姿を見て素晴らしいなあと感心していました。

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