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情報経理科
現代の高度情報化社会に対応できる情報処理能力と会計活用能力を身につけ、企業で活躍できるスペシャリストを育てることを目標に、昭和63年に新設されたのが情報経理科です。情報処理と簿記の2つの専門分野を深く学び、高度な資格取得への挑戦をはかります。
また、コンピュータを利用した事務処理やプログラミング、マルチメディアを取り入れたコンテンツ制作など、最新の技術を身につけ、自発的、創造的な学習態度も育てます。◆商業科との共通部分◆
・普通科目を3分の2、商業(ビジネス)の専門科目を3分の1学習しています。
・資格取得に力を入れ、毎年県内でトップレベルの実績を誇っています。
・最新のパソコンネットワーク環境が整っており、パソコン学習も多く取り入れています。
・専門学科の推薦制度を活用し、国公立大学や有名私立大学へも進学しています。
・県外上場企業や地元有名企業の事務職、また公務員にも数多く就職しています。
■学習内容■
本校の商業学科では、商業(流通・会計実務・マーケティングなど)・情報処理(ワープロ・表計算・ホームページ作成など)に関して広く学習します。情報処理についてはパソコン実習が中心となります。販売実習など、将来、仕事に就いたときすぐに役立つ内容の科目が数多くあります。
〈情報経理科1学年時間割(例)〉
月 火 水 木 金 1限 簿記 数Ⅰ 情処 簿記 プロ 2限 情処 国総 簿記 体育 英コミ 3限 国総 体育 国総 プロ 体育 4限 英コミ 現社 数Ⅰ 英コミ 簿記 5限 ビ基 英コミ 家庭 現社 ビ基 6限 プロ 簿記 英コミ 国総 数Ⅰ 7限 英コミ 敦S 保健 LT 家庭 ■取得できる資格■
商業科・情報経理科の普通科にはない大きな魅力の一つが、将来役立つ様々な資格を取得することができることです。生徒の個々の能力・適性、興味・関心に応じた、各分野の検定資格取得を積極的に目指しています。本校の情報経理科では、以下のような資格を取得することができます。
○日商簿記実務検定 2級
○全商簿記実務検定 1~3級
○全商会計実務検定
○全商珠算・電卓実務検定 1~3級
○全商情報処理検定ビジネス情報部門 1・2級
○全商ビジネス文書実務検定 1~3級
○全商英語検定 1~3級
○全商商業経済検定 1~3級
○情報処理技術者試験 (情報経理科のみ)
・ITパスポート試験
○全商情報処理プログラミング部門 1~2級
○全商ビジネスコミュニケーション検定 など
■ホーム編成など■
情報経理科クラスは、各学年に1クラスのみです。したがって3年間を通じてクラス替えはありませんが、3年生で専門分野をより深く学習するために、情報コースや経理コースなどに分け、それぞれの専門科目を学習します。
■商業科・情報経理科の卒業後の進路■
就職希望者には就職模試・公務員模試・面接対策を行っており、就職希望者の100%が就職しています。すでに多くの先輩が実業界に進出していて、多くの求人があります。職種は事務職が多く、地元有力企業の割合が高いのが特徴です。進学希望者には課外授業や小論文・面接指導を実施したり、2年生から英語を多く選択できるようにしてあります。商業学科生だけの推薦入試制度や、高度な資格を生かしての有利な大学進学が可能です(経済・経営・商学部)。国公立大学(富山大学・金沢大学・福井県立大学・滋賀大学など)や有名私立大学(明治大学・中央大学・専修大学・関西大学・京都産業大学・関西学院大学・甲南大学・龍谷大学・大阪経済大学・名古屋商科大学など)にも、合格しています。卒業生の半数ちかくが進学しています。令和元年度の商業科・情報経理科の進路の内訳は、国公立大学5%、私立大学14%、短大7%、看護系専門学校2%、専門学校30%、就職40%でした。