366 高校生模擬裁判県大会、初優勝!

高校生模擬裁判選手権2024県大会が4月27日に、福井地裁で開かれ、本校が初優勝を果たしました。模擬裁判とは、学校対抗で検察、弁護側に分かれて意見を戦わせるものです。

この模擬裁判は、刑事裁判の制度理解を図るとともに合理的な思考力を身に付けてもらおうと、福井弁護士会が福井地裁、福井地検と協力して開催しているものです。

架空の刑事事件を巡って弁護、検察それぞれの立場で2回の模擬裁判を行い、現職の弁護士らの審査を受けます。

事件は乳児を窒息死させたとして母親が殺人罪で起訴されたことを想定したもので、被告人質問や論告、最終弁論を行い、弁護側は子どもへの愛情があったことなどを強調し、事故だと主張しました。一方検察側は、子どもの検診を怠っていたなどとして殺意の立証を試みるなど、実際の裁判さながらの舌戦を展開しました。

審査の結果、本校が初優勝を果たしたのです。そして、8月3日に福井地裁で行われる北陸大会の出場権を得ました。

出場者は、全員が人文進学科の3年生9人。弁護士の方に協力していただき、勉強を重ねてきました。生徒の一人は、「優勝できるとは思っていなかったのでとてもうれしい。証言があやふやな部分もあったので、北陸大会ではより明確な証言を引き出せるよう質問の仕方などを考えたい」など、うれしそうに話してくれました。

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