153 幌延深地層研究センター事前研修

敦賀高校では、1年生で環境エネルギーをテーマに、2年生では地域創生をテーマに探究学習を展開しています。その関係で、1年生ではエネルギー研修を学年全体で実施していますが、特に原子力発電をテーマに、北海道幌延深地層研究センターでの研修もしており、その事前研修を行いました。今年度は、10/26~28に幌延研修が実施されます。事前研修には17人が参加者しました。

幌延深地層研究センターでは、高レベル放射性廃棄物の地層処分の技術的な信頼性を実際の深地層での試験研究等を通じて確認することを目的に、地層処分技術に関する研究開発を行っています。原子力発電所立地地区である敦賀市において、今後のエネルギーを考えるうえでも高レベル放射能廃棄物の問題は非常に重要な問題であり、国の施設での研修に参加できるのは非常にありがたいことです。この研修は3年連続で実施していますが、参加した生徒や教員は、環境やエネルギーを考えるとてもいい機会だと話してくれます。

今回の事前研修もコロナ禍のため、リモートでの研修でしたが、生徒からいくつも質問が出て、担当の方もその質問に熱心に答えてくれていました。自分事として問題を捉え、探究しようとする姿勢を嬉しく思っています。 実際に現地での研修がどのようなものになるか、今から楽しみです。(写真は、講義の様子と質疑応答の様子です)

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