代ゼミ国語・英語講座

夏休みに入って１５日目となる８月４日（金）、代々木ゼミナールから森先生と福崎先生をお招きし、ＡＶ室にて国語（９０分）と英語（１２０分）の「共通テスト対策講座」が実施されました。午前中の国語の講座には６１名、午後の英語の講座には７４名の３年生からの申し込みがあり、事前に配付されたテキストで予習をした状態で本番に臨みました。
　元々英語と数学の塾を経営されており、独学で現代文を学んで予備校の講師になられたという森先生の現代文の講座は、「評論は通読しない」「小説は通読すべき」というお話から始まりましたが、しっかりした根拠に基づいた論理に納得できました。「選択問題はまず消去法で絞るが、それだけに頼るのは危険なので最後は比較法で絞り込む」というお話も、たくさんの選択肢の間違ったパターンを示してくださって大変ためになりました。
　「勉強とは自分の可能性を広げることだ」という言葉をモットーとされている英語の福崎先生は、情報検索力を高めるためにはディスコースマーカーを探すことが大事であるとおっしゃって、そのリストを示してくださり、これらを手がかりにして予測力を身につけることの重要性を、まず教えてくださいました。共通テストの具体的対策として、情報整理型の大問４は、前提条件を理解した上で必要な情報をいかに早く見つけるかがポイントで、心情把握が必要な大問５は、直接述べられていない含意されていることを掴むことが重要であることがよく分かりました。正確な読解には語彙力・文法力・構文力必要不可欠であることも再確認でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。

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