83　3年生と面談！

　４月２５日から３年生と面談をしています。本校では３年生の４月に第１志望宣言をしており、生徒の皆さんと面談をしながら、具体的な方向性等の話を聞いています。

　４，５人のグループで放課後の２時間半ほど面談をしており、これまで４日間でのべ１２０人ほどの３年生と面談をしました。各グループ２０分程度ですので、２，３個程度の質問しかできませんが、生徒の皆さんからは、大学進学後に勉強したい具体的な内容や大学で学んだことを将来具体的にどのような形で社会貢献したいかなどを話してくれています。

　緊張した面持ちで話してくれたり、自分が学びたいことを具体的に話してくれたりするなど、様々な内容を聞くことができ、私自身とても楽しい時間を過ごさせていただいています。（そんなことを言うと生徒の皆さんは怒ってしまうかもしれませんが…）

　大学で何をしようか迷っている人もいますが、将来の展望ははっきりしていれば構いません。高校時代の今、何のために大学に行くのかをはっきりさせていることが大事であり、大学に行ってから決めるという先送りするのではなく、今目標を明確にするために自分自身と向き合ってほしいと伝えています。 また、社会を変える人になってほしいとも伝えています。

　この表は、2019年9月下旬から10月上旬にかけ、日本財団が実施した「18歳意識調査」の結果です。インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツと日本の17～19歳各1,000人を対象に国や社会に対する意識を聞いたもので、日本の若者の数字の低さが際立っています。

　とにかく、敦賀高校の生徒には、自分の力で国や社会を変えられると思ってほしいのです。ですから、面談の最後には、自分の「念い」をぜひ持ち続けて、社会を変えてねと伝えているつもりです。若い皆さんの力で社会を変えてほしいとですし、そのために、数年後、数十年後を見据えて、「自走する力」を高校時代に身につけてほしいと願っています。