171 新人大会でのこと

新人大会は春季総体と違い、開催日が集中しておらず、9月中旬から11月中旬にかけて行われています。また、競技によっては、休日開催から平日開催に移行しているものもあります。新人大会は2年生を中心とした新チームでの大会のため、初の公式戦出場となる選手もいるようです。

私も会場に応援に行くと、「こんにちは」とか「お願いします」などと選手があいさつに来てくれます。そんな時はとても嬉しくなります。笑顔で明るく挨拶してくれたり、私が他校の先生と話していると「失礼します」と言って頭を下げながら横を通り過ぎたりと、礼儀正しいなあといつも思います。

部活動で結果を出すのはとても大切なことですが、それよりも自分と向き合い挑戦することや人間的な成長がみられることの方が部活動での意義は大きいといつも感じています。練習を見に行ったり、大会を見に行ったりすると、選手たちが挨拶してくれたり、声を掛けてくれたりしてくれます。私自身が部活動で指導していたことを思い出し、やっぱり部活はいいなと感じます。試合に負けて涙している選手、勝ってうれし涙を流している選手などを目にすると、青春を感じ、私も胸が熱くなります。

先週末の大会でも様々なドラマを見せてくれました。選手に話をする機会があり、「頑張ったね」と声をかけると「ありがとうございます、でも負けたので次頑張ります」などと返してくれる一コマがありました。悔しいのは当たり前だと思いますが、礼儀正しく答えてくれたところに素晴らしいなあと感じました。それは、生徒だけでなく教員も同じです。顧問も生徒とともに戦っています。今週末にも新人大会が続きます。ぜひ自分の力を全て出し切ってくれることを願っています。(写真は、男子ソフトテニス部、卓球部、柔道部の写真です)

Follow me!