九州研修旅行(5ホーム:普通科理系)2日目

 7時半ちょっと早めのホテル発で、まずは菅原道真公がお鎮まりになられる太宰府天満宮へ。早朝の静寂に包まれた参道を歩いていくと3つの橋の前に。それぞれが「過去」「現在」「未来」を表しているその橋の上を一歩ずつ足をすすめていきました。「未来」の橋の途中、担任の山口先生が『後ろを振り返らずに歩くんだよ』と、振り返った自分に優しく教えてくれました。期待していた「御本殿」は、124年ぶりの大改修中ということで、その姿を目にすることは叶いませんでした。しかし、そこには驚きの光景が広がっていました。有名な建築家、藤本壮介氏がデザインした「仮殿」が立派に建設されており、その斬新なコンセプトやデザインには深い感銘を受けました。特に建築やデザインに興味を持つ生徒たちは、その仮殿の細部に目を凝らし、熱心に観察していました。参道の店が開き始め、少しの間ぶらぶらと散策しました。焼きたての香ばしい名物梅ヶ枝餅に舌鼓を打ちながら、次の目的地ハウステンボスに向かいます。
 ハウステンボスはオランダをモチーフにしたテーマパークです。レンガ造りの街並みがとても綺麗で、風車や水路、クルーズ船など、目に映る景色がまさにオランダ!行ったことはないけど、海外気分を味わうことができます。ハロウィン仕様の園内はカボチャが沢山です。VRを使ったアトラクションから外に出ると、陽が落ちて辺りはイルミネーションの優しい明かりで包まれていました。夜のハウステンボスは、一段と美しく、歩いているだけで楽しめます。集合時間30分前、園内の1番奥でハロウィンホラーナイトが始まりました。好奇心旺盛な生徒たちがあっちの世界に飛び込んで行きます。華やかな街並みとは違って、怪しげな雰囲気が漂っています。ゾンビと生徒の叫び声が街を埋め尽くしました。出国ゲートで待っていると、満足気に笑顔で戻ってくる生徒たち、思いっきり満喫した2日目でした。

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