生徒一人ひとりのワクワクを全力サポート
本校は、1906年（明治39年）を創立の年としており、今年創立118年目を迎える歴史と伝統を誇る学校です。卒業生は３万５千人を超え、地元敦賀や県内はもとより県外や海外においても様々な分野で活躍しています。
校訓「自主自律」のもと、生徒たちは、先輩が築きあげてきた伝統と足跡を受け継ぎ、学習や探究、部活動・生徒会活動等に情熱を傾け、活力ある学校生活を送っています。生徒一人ひとりが自ら夢や志の「種」を探し、育て、美しく花咲かせるため、挑戦する気持ちを忘れずに、好奇心を持って、ワクワクして様々なことに積極的に取り組んでいけるよう、教職員は自走する生徒一人ひとりを全力でサポートしていきます。
本校では、勉学や探究活動、部活動、学校行事、生徒会活動、ボランティア、地域貢献など、教育活動のあらゆる機会をとらえ、生徒の皆さんが活躍できる場面を多く準備するとともに、生徒自身が自律して取り組むあらゆる活動を後押しします。試行錯誤を繰り返し、成功体験を重ねながら、「やり切った」という満足感や自己肯定感を高めてほしいと考えています。また、小さな失敗を恐れることなく、振り返りや工夫を繰り返し、切磋琢磨しながらお互いを高め合い、豊かな人間性や社会性、主体性を身につけてほしいと願っています。
“知りたい”にフォーカスし、未知に挑む「敦高流の学び」
本校は、普通科、理数進学科＜理数科＞、人文進学科＜国際科＞、商業科、情報経理科の５学科の全日制と、定時制普通科からなる全定併置校です。新学習指導要領の実施、ＩＣＴ活用の充実、各高校が育成する資質・能力を示すスクール・ポリシーの公表、成年年齢の引き下げ等、令和４年度からの高等学校教育にとって大きな節目となった年にあわせて、全日制では、定時制と同様、前後期制の単位制とし、3年生での選択の幅を増やすなどカリキュラムを大きく変更するとともに、教室配置、クラス順の変更等、新たな敦賀高校として始動しています。
授業では、学習指導要領指針のとおり、一人１台のタブレット等ICT 機器を積極的に活用し、効率的・効果的な授業をするとともに、基礎・基本的な知識・技能の定着に加え、思考力・判断力・表現力を伸ばす授業を展開しています。また、各学科の特長を活かした探究的な課題解決型学習を展開しており、生徒自らの好奇心に基づいた探究活動を展開し、社会に、世界に、人に、どのように関わるのか、どのように貢献するのか等を主体的に考え、地域や企業、行政機関等と連携・協働し、課題解決策を具体的に提案・実行する地域創生モデルの創出を目指しています。
こうした“知りたい”にフォーカスする未知に果敢に挑む「敦高流の学び」を展開しています。「生徒一人ひとりが主語になる学校」を目指し、知的好奇心に裏付けされた探究心を培い、失敗を恐れず果敢に挑戦し、斬新なアイデアや気概あふれる行動力を身につけ、卒業後も生徒自らが主体的に社会貢献できる魅力ある人財の育成に努めてまいります。
令和６年４月 校長 山本泰弘