21 愛の出発駅
21 愛の出発駅
3年生商業科では、地域を学び舎に様々な課題研究を行っています。
敦賀市の愛発地区は、奈良時代から平安時代に古代三関の一つ「愛発関(あらちのせき)」が存在した昔は非常に栄えた場所でした。都で政変や反乱が起きた場合に、首謀者が東へ逃亡することを目的に三関(他に鈴鹿関(三重県)、不破関(岐阜県)を遮断することが行われたそうです。愛発関は、越前国と近江国(滋賀県)の境にあり、軍事的性格の強い関所であったようです。
今では、愛発地区は人口が減少している現状にあります。過疎化対策に少しでも明るい灯を灯せるようにと、新疋田駅にイルミネーション付きの看板を設置することを、Kさん、Tさん、Uさん、Iさん、Kさんのグループが企画し、看板を制作してくれました。
11/3の17時には点灯式があり、11/3〜12/25までの間イルミネーションを行っています。一気に作るのではなくて毎年少しずつリニューアルしていって持続可能な活動ができることを実感してもらえることを目的にしており、今年で5年になります。
地域の方々も、少しずつ作っていくことに、夢や希望を抱いて楽しんでくれているそうです。私も見に行ってきました(写真)。皆さんも機会があれば、新疋田駅に一度訪れてみてください。