2年理数進学科 環境エネルギー研修

10月23、24日に2年理数進学科は環境エネルギー研修に行きました。

1日目は近畿大学原子力研究所を案内していただき、実験・教育用の原子炉を見せていただきました。 また、放射線をサーベイメーターで計測し、放射線の透過率を計算する実験を行いました。学食で昼食を食べたりキャンパスを見学したりして、大学の雰囲気を感じることができ、さらに学習意欲が上がりました。

2日目は大阪大学、京都大学に分かれての研修でした。

大阪大学では、レーザー科学研究所で核融合のお話を聞き、世界でも有数なレーザー実験装置を見学させていただきました。午後からは、たくさんの教授の方々についていただき、4コースに別れて、放射線管理学や高温流体物理学、核変換管理シミュレーションなど高校では学ぶことのできない貴重な実習を体験させていただきました。私が参加した流体実験コースでは、世界でも珍しいレーザーで金属物質を溶かす機械や、水の流れを調べる機械を見せてもらい、各分野の特色を知ることができ、進路の視野が広がりました。

京都大学では、桂キャンパスで、屋内・屋外・高低差によって放射線の量を比較する実験をおこないました。また、ラドンの娘核種の半減期を求める演習もしました。原子力の応用についての講義を受けたり、京大生と交流したりして、充実した研修になりました。

今回の研修を通して、放射線の知識や放射線の可能性(医療面などへの利用)などを学ぶことができ、放射線に対する考え方が変わりました。また、大学生活を実際に見たり聞いたりすることができ、とても充実した2日間を過ごすことができました。

この1泊2日の環境エネルギー研修は文理進学科ならではの学習です。

ぜひ敦賀高校文理(理数)進学科でともに学びましょう!  

 (2-1生徒が文書作成)

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