313 第5回校内研修会を開催!

12/15夕方に、今年度第5回の職員校内研修会を行いました。大学入試が様変わりし、総合型選抜や学校推薦型選抜の割合が年々多くなってきています。本校は以前から学校推薦型選抜等の支援には長けていると自負しておりますが、大学入試がこれまで以上に変化していることを再確認するとともに、テーマを「志望理由書で生徒の力を引き出そう!」とし、研修を行いました。

高校時代に部活動と勉強の両立だけでは入試には耐えられなくなってきています。大学に行く目的や何を学びたいのかを明確にすることや、その思いにたどり着くための高校時代の経験は不可欠になっています。それは、進学だけでなく、就職にも言えることです。ですから、生徒には高校入学当初から、直接体験を増やすよう、小さな一歩を踏み出す「挑戦」や「好奇心」の大切さを説いています。そして探究の大切さを説き、生徒は様々な探究に力を尽くしている姿があります。

今回の研修では、過去の志望理由等を使いながら、どのようにしたらもっとよい志望理由書になるかを採点者の目線から検証しました。また、志望理由書に記載する「経験」は生徒が2年半の高校生活の中で自ら求めて積んでいくものです。しかし、生徒の中には、一歩の勇気が出なかったり、進路に主体的になれなかったり、自分事にできなかったりすることがあることもまた現状です。

そこで今回の研修は、「そんな生徒たちに対して学校全体としてどのようなサポートをしていくことができるか」という点を、年代を超えたコミュニケーションの中で考え、生徒の可能性や主体性、好奇心を引き出す重要性を再確認しました。

自分の学びたいことが明確で、そのために行ってきた経験が書かれているものは、読んでいる方も引き込まれるものだということを改めて再認識した研修でした!

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