365 本校生が歌手デビュー!

本校3年の森野さんが、地元の新民謡「復興敦賀音頭」の新録版CDを発表しました。

「復興敦賀音頭」は、昭和22年の敦賀空襲から復興に取り組む市民の支えとなることを目的として5番までできていたようですが、今回、新たに6番の自作の歌詞を付けてレコーディングを行ったようです。この日は、校長室に新録版CDをもってきてくれました。

森野さんによると、昭和22年の選定当時の同曲は復興作業に当たる市民の作業歌としても親しまれており、長年レコード化されず、平成21年にCD化されたようです。しかし、歌の存在自体が忘れられた存在となっていたと話してくれました。

昨年、森野さんは、地元民謡の保存・継承を目的にNPO法人「つるがすきすき」を設立しました。この活動をきっかけに市民団体「復興敦賀音頭を育む会」の顧問にも就任し、北陸新幹線敦賀開業記念事業として今回のCDに6番の作詞を担うとともに、自身がボーカルとして音頭を歌うことになったようです。

新たに作詞した6番には、「未来」と書いて「さき」と読ませたり、人情味あふれる敦賀市になってほしいとの願いを込めて「篤(あつ)き情熱」とつづったりするなど、昭和歌謡好きの言葉選びにもこだわったようです。また、「未来志向」で作詞したこともあり、北陸新幹線かがやき号を想起させるフレーズも盛り込んだと力強く話してくれました。

写真は、サイン入りのCDをもって校長室で撮影したものです。

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