330 マイキャリアストーリーを語る!

コロナ禍が収束し、価値観の変容とともに、生徒や進路の多様化も進んでいます。 そこで、担任や顧問とは違う、普段接することの少ない教職員と面談し、多様な価値観に触れることで生徒が自分自身を理解し、今後の進路に関して考える一助とすることを目的に、「マイキャリアストーリー」を語る面談を、1/22~2/9の3週間実施しています。これは、2年生全員が対象です。(5月には3年生全員が全教職員との面談を実施しました)

生徒が、担任や顧問以外の先生にアポイントを取り、自分たちが進路に関してまとめたスライドを用いて、プレゼンをし、自分の進路を自分事にするものです。

これまで保護者会でのプレゼンや自由面談でのプレゼンなどを実施してきた中で、検証・分析を通して、今回この形での実施になりました。

教員も自分の考えを押し付けず、こういった方向もあるよと、傾聴しながらアドバイスするようにしています。また、生徒がつくってくるプレゼン資料もどんどん進化しているように思います。

私のところにも面談に来てくれましたが、自分の探究をワクワクして取り組んでいる様子や今後のキャリアをどのように積んでいくつもりかなどを具体的に話してくれました。

今後は、この面談を通して再度自分自身と対話し、3月の保護者懇談会で保護者に対してマイキャリアストーリーを語る予定です。

自分の進路を自分事として探究していく過程は、非常に重要になっています。人生100年時代となり、働き方が変わっている中で、キャリアの考え方も変わっています。これまでのような偏差値にあった大学や就職先を探し、それに自分を近づけていくという大学先や就職先がゴールになるような進路支援は本校では行っていません。

生徒自身が自分自身としっかりと向き合い、自律していけるように、私たち教職員も学び続けていかなくてはならないと日々感じています。

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