233 「かるた甲子園」に出場決定! 

 今年度、部活動の名称等を変更し、探究部国語部門、探究部商業部門が生まれました。早速探究部国語部門として出場した福井県高等学校かるた大会において、団体初出場、初優勝という快挙を成し遂げました。その結果、7月21日~23日に滋賀県近江神宮で開催される、「かるたの甲子園」と呼ばれる「小倉百人一首競技かるた第45回全国高校選手権大会」に団体出場を決めました。

この日、県大会に参加した2年生5人が校長室を訪ねてくれました。昨年はNさん1名が個人で大会等に出場していましたが、今年度になってUさん、Nさん、Kさん、Uさんが加入し、なんとか大会に5人揃って出場できました。

大会では、昨年度の優勝チーム等、強豪と対戦する中で、運も味方して思いがけない勝利を得ながら決勝まで進出したと謙虚に話してくれました。決勝では、0-2から2-2の同点に持ち込み、最後5人目にNさんが逆転勝ちを収め優勝を勝ち取ったようです。5人は、「優勝なんてびっくりです」と笑顔で大会の様子を具体的に話してくれました。また、個人戦でNさんがC級で準優勝となりました。また別のNさんは、全国高等学校総合文化祭鹿児島大会の福井県代表の一人に選ばれています。

競技かるたの対戦は一対一です。それぞれが取り札100枚の中から無作為に25枚ずつ選び、自分の前(「自陣」と呼ぶ)に並べます。読手が読む短歌の上の句を聞き、相手より先に札を取ります。「相手陣」の札を取った場合は、自陣の任意の札を相手陣に送ります。そうして自陣の札がなくなった選手が勝ちとなります。しかし、相手に勝つためには自分に有利な札の配置、試合の経過と共に変化する「決まり字」の暗記、読手の声に瞬時に反応する研ぎ澄まされた神経と判断力、札を取る俊敏でしなやかな体の動きなど様々な能力が求められます。知力に加えて日々の鍛錬と経験によって培われたメンタル&フィジカル両面の総合力で勝敗を決するといわれるのが、「競技かるた」です。

今後も精進を重ねながら、かるたを楽しんでほしいと思います。優勝、おめでとう!

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