234 富山県の高校と「ルールメイキング」について交流! 

本校は、昨年度までルールメイキングに取り組み、昨年度末には校則を改正し、本年度前期始業式後に、生徒代表が本校の校則について、入学生を含め全校生徒へ話をしました。これは、校則を自分事として捉えること、改正した校則が自分たちに引き継がれていないことを生徒たちが感じ、ルールについて生徒自身が共有したいとの思いから実現しました

本年度に入ってから、富山いずみ高校のI先生から、「生徒たち自身が社会における自分たちのあり方を模索するためにルールの意義について主体的に考え行動する機会を設けようと、髪型や服装、携帯電話の扱いなど心得の具体的内容について生徒たち自身が継続的に見直しを進めていくことになったので、ルールメイキングの実践校の生徒から見た取り組みを共有したい」と依頼があり、本校生との交流が実現しました。

この日は富山いずみ高校生徒会の10人と本校2年生3人がオンラインで交流しました。富山いずみ高校のI先生からは、「ルールメイキングの状況に触れ、生徒たちは個々に思いを新たにしたようで、話し合いのあと教室に残って今後の進め方を検討していた」と連絡をいただきました。また、I先生ご自身も、あらためて生徒たち自身が学校生活を深めることの大切さを実感したと仰っていました。

本校から参加した2年生のTさん、Nさん、Mさんは、質疑応答する中で、生徒と教員の共通理解を作る方法について質問があり、昨年ルールメイキングで「みだしなみ」を担当したNさんが説明を行い、話をする中で段々と熱が入り、後半は現在の校則をカメラの前で見せながら、身を乗り出して説明していました。交流会後は、これまで自分たちが頑張ってきた内容を他校の活動に生かしてもらえることに喜んでおり、またやってみたいという声も聞こえました。

どんなことでも一歩を踏み出す経験が、自分自身の思考や判断、表現を広げ、自己肯定感が向上し、さらに次へとつながっていくことを実感しています。

いい機会をありがとうございました。写真はオンライン交流の様子です。

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