259 ポーランド・リトアニアを訪問!

7月28日~8月8日の日程でポーランドとリトアニアに訪問する本校創生部の生徒12人と引率教員1人を含む総勢15名の壮行式が7月18日、敦賀ムゼウムで行われました。この事業は、敦賀市が市資料館「人道の港敦賀ムゼウム」でガイド活動に取り組む敦賀市内の高校生を派遣するものです。現在のロシア侵攻によるウクライナ避難民との対面や、第二次大戦でナチス・ドイツの迫害で犠牲になったユダヤ人らの遺品を展示したアウシュビッツ博物館の訪問と現地の人との交流などを通して、歴史や平和について考えてきます。

この派遣は2020年2月に敦賀市を訪問されたポーランド上院議長から若者交流の提案があり、敦賀市のご尽力のもと実現したものです。

ポーランドでは、ロシアの侵攻を逃れ避難しているウクライナの人から話を聞く予定ですし、アウシュビッツ強制収容所はユダヤ人ら110万人以上がガス室などで殺害され、今は博物館となっていますので、そこで人種差別や平和について学びます。また、リトアニアでは、杉原千畝がユダヤ難民に「命のビザ」を発給したリトアニア旧日本領事館の記念館「杉原ハウス」を訪問します。10泊12日の旅程はびっしり詰まっています。

壮行式で代表して決意を述べた3年生のOさんは、「戦争などに対する現地の人の思いを受け取り、私たちの思いも伝え、両国との良い関係を築いていきたい。学んだことを未来へ生かしていきたい」と話していました。

素晴らしい旅の中で、新しい自分自身にも出会い、自身の可能性を広げてほしいと願っています!(写真は福井新聞より)

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