280 進路学習!

9月13日、7限目を使い、各学年とも進路学習を行いました。1年生はベネッセのIさんに来ていただき、7月に受験した高校初の模擬試験の結果が返却され、個人成績をどのように見ればいいのか、次に向けてどのような勉強をすればいいのか等レクチャーを受けました。(写真)

高校生になって受験した初めての模擬試験は、生徒達にとっては、中学までの模擬試験とは全く違い、問題自体難しい上に、試験時間も長いものでした。個人成績表には、全国順位が書いてあるため、自分自身が全国で何位なのか気にしているようでした。

講師からは、順位も気になるし大事だけれど次のことも気にしてほしいと見るべきポイントを示していただきました。

・教科バランスはとれているだろうか?(得意,不得意をつくっていないか?)

・自分はあとどれくらい頑張ると1つ上のステップに到達するのか?(設定すべき目標は?目標のレベルは適切か?)

・各教科において自分が伸ばすべき分野はどこか?(全国平均と比較してどの分野を克服すべきか)

模試の結果には,自分を伸ばすための自己分析に必要な情報がたくさん詰まっているということ、ただ結果を眺めるのではなく、分析をして自分が何をするべきなのかをしっかりと考え、それを行動に移すことが大事なのだというお話でした。ベネッセのIさん、お忙しい中ありがとうございました。

2,3年生も個別の自主学習ソフトの説明を受け、自宅でも各自が分からなかったところを質問ができ、自ら進んで学習できるソフトの説明を受けました。また、16日からの就職試験を控えた3年生は、本番の試験に向けた最終確認を各自が行っていました。(写真)

1年生では進路選択や大学・就職試験はまだまだという気持ちが強いかもしれません。しかし、入試も就職試験も年々変化しており、高校入学当初から3年後を見据えて取り掛からなければいけなくなっているのです。また、試験に合格することはもちろん大切ですが、それ以上に、入学後にどんな生活をしていくのか、入社してから会社にどんな貢献をするのか等が大切になっており、そのための修養が高校時代になっています。

高校時代に探究学習に進んで取り組んだ生徒は大学時代においても活躍するという結果が出ています。勉強も部活動も探究も…何事も自分自身が挑戦し、そのトライ&エラーを繰り返してこそ、自律した学習者になるのだと思っています。今回の進路学習も自分事として捉え、次の一歩を踏み出す機会になればと思っています。敦賀高校の一人ひとりが、日々学習や部活動、探究等に自律して取り組んでくれることを期待しています。

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