67 全国高校生マイプロジェクトアワード2021 全国サミット出場決定!
「きみだけのドラマを語れ」と題したこの大会。マイプロジェクトは、「主体性」をもって、つくりたい未来に向けて「アクション」を行っていく、学びのプロセスであり、そのプロセスを通して自分自身の興味関心の発見や他者との協働、社会の価値発見・創造に向かう姿勢を育むものです。
正解のない社会と言われていますが、10代のうちに正解がない中で試行錯誤し、探究することで、不確かな時代の中でも未来への創造力が引き出されるものです。
探究部社会部門(創生部)の生徒5人が、1月30日に行われたマイプロジェクトアワード2021北陸サミットでの審査を経て、3月26日、27日に行われる全国サミットへの出場を果たしました。
北陸サミットでは、一次審査を通過した3県(福井、石川、富山)42プロジェクト・約120名の高校生が参加し、オンラインで発表しました。そこで、活動を評価していただき、全国サミット出場の切符を得たのです。発表があった翌朝、顧問のK先生は、非常に喜んで報告に来てくれました。
この日は、出場した5人(2年生普通科のSさん、Nさん、Tさん、Yさん、Tさん)が校長室へ報告に来てくれました。
1年半におよぶこのマイプロジェクト。創生部をつくったことからはじまり、歴史に注目してユダヤ人と敦賀の関係を学んだこと、そのことが現代に繋がっていること、自分たちにできることは何かと考えたこと、コロナ禍でのムゼウムガイド、実際にガイドしてみての悩みや葛藤、そして地域創生の課題解決へ向かっていること等々、北陸サミットでの10分間の発表と質疑応答の内容を話してくれました。
審査員からは、「1年半という規模が大きく、精度が高いことなど、素晴らしい発表」「主要メンバーだけでなく、1年生などこのプロジェクトをどう繋げていくか考えてほしい」などという講評をいただいたということでした。
また、彼らは、探究部というのは、運動部や文化部と違い、大会がないけれども、こういった大会に出場して、私たちの活動が全国に知ってもらえること、形になったことが嬉しいとも話してくれました。
このように、未来に向けて「アクション」を起こしていく彼ら彼女らの今後の活躍を楽しみにしています。私は毎日、高校生がこれからの社会を変えていこうとするエネルギーを感じています!
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