70 卒業式が無事終わりました
3月15日、福井県感染拡大特別警報が発令されている中、うららかな春の陽ざしのもと、令和3年度第74回卒業証書授与式を行いました。感染拡大防止策を講じるため、参加は卒業生、教職員とご来賓3名。保護者の出席は各家庭1名に限定させていただくという縮小したコンパクトなものになりました。各クラス代表への卒業証書授与、校長式辞、来賓祝辞、卒業生からの卒業のことば、記念品贈呈と式は厳粛に進んでいきました。
私からは、予測できない変化の激しい時代だけれども予測通りにいかないことも案外悪いことではない。予測通りにいなかったことでも、いつかはそこにものすごく幸せなことが待ち受けているものだ。私は今それを実感している。そう思わせてくれたのは、先行き不透明な中でも、様々な活躍を見せてくれた卒業生の皆さんだ。これからは、前例もたった一つの正解もなく、多様な価値観の人々が共に生きていく社会だからこそ、進むべき先をしっかりと捉え、自分の可能性を信じ、力強くスタートしてほしい。そのために、好奇心を持ち続けてほしいこと、何事にもチャレンジし続けてほしいということを伝えました。
本当に大変な状況下にあってもよく頑張った今年の卒業生は、静かにそして堂々とこの敦賀高校を巣立っていきました。
卒業、おめでとう!